「サーフィンを始めたい!」
そう思っても、まず頭をよぎるのは「どんな道具が必要なんだろう?」ということではないでしょうか。
サーフショップに行けば、たくさんのボードやウェットスーツが並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
「初期費用って、どれくらいかかるんだろう…」
そんな不安を感じている方も、きっと多いはずです。
この記事では、サーフィン初心者のあなたが、無駄なく、そして安心してサーフィンを始められるように、必要な道具と費用について徹底的に解説していきます。
賢く準備して、最高のサーフィンライフをスタートさせましょう!
サーフィンを始めるのに必要な道具はこれだ!【必須アイテム編】
まずは、サーフィンをする上で絶対に欠かせない「必須アイテム」から見ていきましょう。
これらがなければ、海に入ることすらできません。
サーフボード:あなたの相棒選びの第一歩
サーフボードは、まさにサーフィンの「顔」とも言える道具です。
初心者の方には、特に「浮力」と「安定性」が高いボードがおすすめです。
- ロングボード:長さが9フィート(約274cm)以上あるボード。浮力が非常に高く、安定しているので、初心者でも波をキャッチしやすく、テイクオフ(波に乗って立ち上がる動作)の練習に最適です。
- ファンボード:長さが6〜8フィート(約183〜244cm)程度のボード。ロングボードより短く、ショートボードより長い中間的なタイプ。ロングボードより操作性があり、ショートボードより安定性があるので、初心者からステップアップしたい方にも人気です。
最初はスクールでレンタルするのが賢明です。
何度か体験してみて、自分に合ったボードの長さやタイプを見つけるのが、失敗しない選び方ですよ。
ウェットスーツ:季節と水温から選ぶ快適な一枚
ウェットスーツは、水温から体を守り、快適にサーフィンを楽しむための必須アイテムです。
日本の四季に合わせて、様々な厚さやタイプがあります。
- フルスーツ:全身を覆うタイプ。春秋や、水温が低い時期に最適です。厚さは3mmや5mmが一般的。
- シーガル:半袖長ズボンタイプ。夏から秋にかけての、比較的暖かい時期に活躍します。
- スプリング:半袖半ズボンタイプ。真夏や、水温が高い時期に最適です。
ウェットスーツは、体にフィットしていることが非常に重要です。
サイズが合わないと、水が侵入してきて体が冷えたり、動きにくかったりします。
最初はレンタルで試してみて、購入する際は専門店で試着して選ぶことを強くおすすめします。
リーシュコード:命綱となる安全アイテム
リーシュコードは、サーフボードと自分の足首をつなぐコードです。
波に巻かれた時にボードが流されてしまわないようにする、まさに「命綱」となる重要なアイテム。
必ずボードの長さに合ったものを選び、使用前には必ず劣化がないか確認しましょう。
ワックス:ボードと体を密着させる魔法のアイテム
サーフボードの表面に塗ることで、滑り止め効果を発揮するのがワックスです。
水温によって適した硬さが異なるため、季節やサーフィンをする場所の水温に合わせて選びましょう。
ワックスを塗ることで、ボードの上で体が安定し、テイクオフやライディングがしやすくなります。
サーフィン初心者のための初期費用を徹底解説!【賢く抑える方法も】
さて、気になるのが「初期費用」ですよね。
サーフィンは道具が多いので、どうしても費用がかさむイメージがあるかもしれません。
でも、安心してください。賢く始めれば、費用を抑えることも可能です。
道具を全て揃える場合の費用目安
もし、サーフィンを始めるにあたって、必要な道具を全て新品で揃えるとしたら、だいたいこれくらいの費用がかかります。
- サーフボード:5万円〜15万円(初心者向けファンボードやロングボード)
- ウェットスーツ:3万円〜8万円(フルスーツの場合)
- リーシュコード:3,000円〜5,000円
- ワックス:500円〜1,000円
- その他小物(フィン、フィンキー、リペアキットなど):5,000円〜1万円
合計すると、約9万円〜23万円程度が目安となります。
これに加えて、交通費やスクール代なども必要になります。
初期費用を賢く抑える3つの方法
「やっぱり高い…」と感じた方もいるかもしれませんね。
でも大丈夫。初期費用を抑える方法はいくつかあります。
1. まずはレンタルから始める
最も手軽で費用を抑えられるのが、スクールやサーフショップでの道具レンタルです。
1日あたり数千円で、ボードもウェットスーツも借りることができます。
まずはレンタルで何度かサーフィンを体験し、本当に続けたいと思ってから、自分の道具を揃え始めるのがおすすめです。
2. 中古品を活用する
サーフボードやウェットスーツは、中古市場でも多く取引されています。
フリマアプリや中古サーフショップなどを活用すれば、新品よりもかなり安く手に入れることができます。
ただし、中古品は状態をよく確認することが重要です。特にボードの傷やウェットスーツの劣化具合は注意しましょう。
3. セット販売を利用する
初心者向けに、ボードとウェットスーツ、リーシュコードなどがセットになった「初心者セット」を販売しているショップもあります。
個別に購入するよりも割安になっていることが多いので、チェックしてみる価値はあります。
サーフィンを始めるなら知っておきたい!その他あると便利なアイテム
必須アイテム以外にも、サーフィンライフをより快適にしてくれる便利なアイテムがあります。
これらは必須ではありませんが、あると格段に便利になりますよ。
着替え用ポンチョ:スマートな着替えの必需品
ビーチや駐車場でウェットスーツに着替える際に、周りの目を気にせずスマートに着替えられるのがポンチョです。
タオル生地でできているので、体を拭くこともできて一石二鳥。
特に女性サーファーには必須アイテムと言えるでしょう。
防水キーケース:車の鍵を安全に持ち運ぶ
車の鍵を海に持っていく際に、水濡れから守ってくれるのが防水キーケースです。
首から下げてウェットスーツの中にしまっておけば、盗難の心配もありません。
最近の車の鍵は電子キーが多いので、これはぜひ持っておきたいアイテムです。
ボードケース:大切なボードを守る
サーフボードを車で運ぶ際や、保管する際にボードを傷から守ってくれるのがボードケースです。
また、ワックスが車内につくのを防ぐ役割もあります。
日常的にサーフィンに行くなら、持っておくと安心です。
まとめ
サーフィンを始めるにあたって、必要な道具と費用について解説してきました。
最初はレンタルや中古品を活用するなど、賢く費用を抑える方法もたくさんあります。
大切なのは、「やってみたい」という気持ちを大切に、最初の一歩を踏み出すことです。
道具を揃えることは、サーフィンライフへの第一歩。
この記事が、あなたのサーフィンデビューの助けになれば嬉しいです。
さあ、あなたも波に乗る楽しさを体験してみませんか?
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